ファンダメンタルズ分析、PBRは1以下を狙え

ファンダメンタルズ分析、PBRは1以下を狙え

PERは利益から割安度を計算し、PBRは資産から割安度を計算します。株初心者はPBRが1以下の銘柄を選ぶと失敗しにくいです。

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ファンダメンタルズ分析、PBRは1以下を狙え

前回のファンダメンタルズ分析、PERが15以下を狙えではPERの話をしました。今回はPBRについて話をします。名前が似ているため、慣れないうちは混同しやすいですが、間違えずに覚えてください。今回のPBRも多くの株主が注目している指標です。

 

 

今回も、まず株初心者はPBRも株の割安度であることを認識してください。

 

PBRとは

PBRは、Price Book-value Ratioの略で、株価純資産倍率と訳されます。ちなみにBook valueは資産や負債の会計処理をした後に帳簿に記載されている純額のことを意味します。この日本語訳からもPBRが垣間見えます。

 

まず会社はお金以外にも機械や工場などの資産を持っています。経営者が会社を辞めようとして、これらの資産をお金に変えたとします。例えばここでは機械などすべて売って全額で100万円になったとしましょう。この100万円は株主に配られていきます。

 

もちろん株数に応じてお金が配られるので、ここでは全体で1万株あったとするなら、100万円÷1万株=100円

 

つまり1株あたり100円返金されることになります。この値を1株純資産と言います。

 

PBR=株価/1株純資産で求めることができます。PERは株価を利益で割ったのに対して、PBRは1株純資産で割ります。つまりPERは利益から割安度を計算したのに対して、PBRは会社の資産から割安度を計算します。

 

そして、PBRは仮に会社が倒産した時にどれくらいのお金が返ってくるかを表しています。

 

例えば、ある会社の株価が100円で、1株純資産が100円だったとしましょう。この時のPBRは1となります。PBR1というのは、株価と同じ100円返ってくることになります

 

 

では、この会社の株価が200円となったらどうでしょうか?PBRは2となります。こうなると、実際の株価より二倍評価されていることになります。つまり、株価が実際価格より上がりすぎている可能性が出てきます。この状況下で、この株を買うとなると、すでに高値であり、伸びしろが少なかったり、下落する可能性も出てきます。

 

 

逆にこの会社の株価が50円の場合を考えると、PBRは0.5となります。この場合は先ほどと逆の考え方となり、本来の株価より過小評価されていることとなります。つまりお買い得商品である可能性があるわけです。お買い得商品であれば、値下がりもしにくく、これから本来の株価へ戻っていく可能性もあります。

 

このように実際の価値より割安な株を狙って株を買うことをバリュー投資と言います。バリュー投資はリスクが低いですが、儲けが出るまでに時間がかかります。

 

バリュー投資に対して、すでに多くの投資家が注目して高値がついていても、まだ株価の上昇が見込める株を狙って買うことをグロース投資と言います。グロース投資はリスクは高いですが、短期間で利益をあげやすいです。

 

このことからもわかるように、株初心者はPBRが1以下の銘柄を選びバリュー投資すると失敗しにくいことがわかります。

 

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PERとPBR

先ほどPERは利益から割安度を計算し、PBRは資産から割安度を計算するという話をしました。

 

 

一般的に好景気の時は、会社がたくさん利益を出しているためPERによる割安度が参考になりやすいです。

 

逆に不景気の時は、会社に残っている資産が参考となるためPBRによる割安度が参考になりやすいです。

 

しかし、ここまで言っておいてなんですが、PERもPBRも両方見た方が株初心者はいいと思います。やっぱり使える武器が多い方がいいですからね!!(笑)

 

まとめ

  • PERは利益から割安度を計算し、PBRは資産から割安度を計算する
  • 株初心者はPBRが1以下の銘柄を選ぶと失敗しにくい
  • 株初心者はPERとPBR両方をチェックしましょう。

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